デニムの里、岡山県井原市で作られたこのエプロンに生地は、創業100年を超えるメーカーのもので、10.5ozのセルビッチデニムです。製品に誇りを持って提供するために、経糸(8番)が太く緯糸(16番)が細い組み合わせは、通常のデニムより丈夫で耐久性があり、特に横方向の裂けに強く、ほぼジェルトデニム(※1)です。
セルビッチネップデニム(※2)の特徴である独特のテクスチャーが、エプロンにユニークな魅力を与えています。更には、長い時間をかけて経年変化も楽しめます。また、腰紐は愛知県豊橋市で製造した国産品で、触り心地が柔らかく耐久性も抜群です。そして、繁桝のロゴが刺繍で大きく入り、デニム地に純白の糸がそのロゴを引き立て、高級感を醸しています。
ジーンズ同様の前ポケットが二つ付いており、使い勝手の良さが魅力です。リベットは、Leeでよく見られる凹凸の少ない平型のリベットを使用しており、ボタンは1940年代に見られる二本足のドーナツボタンを使用しています。
繁桝のロゴが入った高級感あふれるデニムエプロン!
※1:ジェルトデニムとは1925年にLeeが採用した10ozのワークウェア用デニム。 織り密度の工夫により強度をましたデニム素材で、動きやすい軽さを持ちながらも機能性と耐久性を必要不可欠とするワークウェアならではのデニムと言われています。
※2:セルビッチネップデニムとは、旧式のシャトル織機で織り上げられ、生地の端にほつれ止めが施されていて、穿き始めからやわらかいネップ素材の風合いがあるデニムです。生地端のほつれ止め部分をセルビッチといい、裾を折り返したときに見える“耳”がその証です。ステッチが赤なら“赤耳”、緑なら“緑耳”などがあります。セルビッチデニムは、デニム本来の風合いを出してくれるため、世界中のデニムファンに愛されています。